ジョアン・ジルベルト/三月の水
1.三月の雨
2.ウンディユ
3.バイア(靴屋の坂道で)
4.夜明けのベランダ
5.偽のバイーア娘(ファルサ・バイアナ)
6.喜びのサンバ
7.バイーア生まれ
8.ベベル
9.許してあげよう
10.イザウラ
私はこの人のアルバムはこれしかもっていません。
また、この人のこともほとんど知りません。
出会いは、いわゆる、「ジャケ買い」でした。このシンプルなジャケ。
必ずや私を癒してくれるのでは~、ボッサだし、てな感じでした。
そしてスリーブには
『ボサノヴァの法王と呼ばれるジョアン・ジルベルトの1970年代の傑作。ジョアンのボーカルとギター、あとはシンバルのみの伴奏で、静かでビューティフルな音楽が綴られている。アントニオ・カルロス・ジョビン作の「三月の水」は、ブラジルの秋の訪れを描いた名曲。秋のような物静かな時間が流れるアルバムだ。』
こりゃ、間違いないと、手に取りました。
確かに聴いてみると静かに淡々と流れていくのだけど、
その中には、張り詰めた緊張感もあり、激しさもあり、それが、
森本レオのような穏やかな語り口?と相俟って
以外とクールな、びゅーちふるな世界を創りあげているのです。
そんなにいつも聴くアルバムではありません。
時間を感じたくなったら、棚から引っ張り出してきて
こっそり聴くアルバムですわ。1号でした。